本日はボスニアツアー3日目の活動内容をお届けします。
子どもたちは今回のツアーのメイン、スポーツを通したmali mostとの交流アクティビティに取り組みます!
モスタル市に移動
まずは、サラエボ市からモスタル市に移動。モスタル市はボスニア・ヘルツェゴビナの南部に位置する都市で、世界遺産の橋「スタリ・モスト」があることで有名です。
移動にはこちらのバスを貸切で利用します。
バスの車内で子どもたちはワイワイガヤガヤ。トランプ大会も始まります。
サラエボの街から…
モスタル市に近づくにつれて、景色がどんどん変わっていきます。
サラエボの茶色の川とモスタルの緑色の川。水の色が全然違いますよね!
サラエボ市に比べて、モスタル市は気温も5度ほど高くなりますし、天候も大きく異なります。
サラエボ市は、雨や曇りが多く、冬は雪がよく降ります。一方、モスタル市は晴れることが多く、雪もほとんど降りません。
モスタル市に向かう途中のレストランで、ランチ休憩です。今回はラム肉が有名なお店。
ここで食べるラム肉は臭みがなくて、とても食べやすいです!
みんなにリアクションを頼んだら、こんな写真に。
さて、ランチを終えたところでモスタル市に到着です。
モスタル市のホテルで、mali mostの現地プロジェクトマネージャー ジェナンに挨拶をして、荷物を降ろします。
その後、着替えて、mali mostとのスポーツ交流に向かいます。
mali mostとスポーツ交流
交流が実施されるのはこちら、SCカンタレバッツ。日本の外務省の支援により改修されたmali mostの活動拠点です。
SCカンタレバッツでは、初めにモスタル市の歴史やmali mostの取り組みについて説明を受けます。
そして、いよいよスポーツ交流!
今回、日本から来た子どもたちは白色の揃いのユニフォームを着用します。
みんな、仲良くなってきました。
女子2人、りょうちゃんとはな。とても似合ってるよ!
みんなで並んでパシャり。
mali mostとの交流、スタートです!
ウォーミングアップとして鬼ごっこなど、体を動かす遊びから始まります。
逃げろ、りんたろう!
足の間を通るような遊びも行いました。この子の足の間は、りゅうのすけにはちょっと狭いかな?
今日はサッカーアクティビティ!日本の子どもたちの多くは、スポーツを楽しみに参加してくれていて、参加者の2/3はサッカー経験者。
mali mostの子どもたちと一緒にサッカーをするのを楽しみにしていてくれたようです。
こうがのドリブル。うまい!
mali mostの子どもたちも日本の子どもとのサッカーを楽しんでくれました。
日本からの参加者はサッカーが上手い子が多かったですが、上の写真中央のいこうはドリブルがとても上手!
フェイントを織り交ぜながら、ドリブルで相手をするするとかわしていきます。
ボスニア人にとって、「いこう(Iko)」という名前が覚えやすい名前だったこともあって、途中からいこうがボールを持つと「Iko!Iko!」とボスニアの子どもから応援の声があがっていました。
日本人スタッフも、mali mostのボスニア人コーチから「Ikoは素晴らしい選手だね!」と声をかけられました。
子どもたちはきれいな人工芝のピッチで、のびのびと楽しそうにプレーしていました。
こちらはりょうちゃん。良い笑顔だけど、楽しんでくれているのかな?
夕方の時間帯にアクティビティを実施したので、そこまで暑い気温ではなかったですが、水分もしっかりと補給します。
スポーツを通して日本の子どもとボスニアの子どもがどんどん打ち解けていきます。
スポーツ交流、スポーツを行わない普通の交流とは何が異なるのでしょうか?
私たちが考える1つ目の違いは、言葉が通じなくてもスポーツ中なら意思疎通がなんとかできること。日本人の子どもとボスニア人の子どもが普通に日常会話をするのは難しいです。
しかし、スポーツ中は簡単な情報を伝えればいいので、お互いに「Good!」「Sorry」といった言葉で意思疎通ができます。
簡単な内容でも、自分の思ったことを相手に伝えられることはとても重要です。ちょっとした一言が、コミュニケーションの始まりになり、お互いに心を開いた関係性につながります。
後日、日本の子どもたちも「サッカー中だと、ボスニア人に言いたいことを伝えられて嬉しかった」といった感想を話してくれました。
2つ目はスポーツ中は、笑顔になってハイタッチや握手をする機会が自然にあること。
心を通わせる手段は、言葉だけではありません。
お互いに笑顔でハイタッチをするだけで、子どもたちの心と心が触れ合います。
上の写真の女の子も、とても良い表情をしてますよね!
ひとまずこの日は無事に子どもたちが打ち解けてくれて一安心でした。
みんなでBBQ
サッカーの後は、そのままSCカンタレバッツでバーベキュー!
mali mostに通う子どもの保護者が、なんと2週間前から買い物の分担等、準備を進めてきてくれました。
お父さんたちはお肉を焼いてくれます。
お肉はボスニアの名物、「チェバッピ(ひき肉を棒状に成形した料理)」がメインです!
みんな、たくさん食べてね。
とっても良い笑顔!
食事中もちょっとずつ交流が行われます。
あと、交流ではないですが…
コーラハンター こうたは決してコーラを見逃しません!😋
デザートはケーキです!mali mostケーキも登場しました。
ボスニアのケーキはおいしいけど、すごく甘いから気をつけてね。
最後に子どもたちからmali mostの保護者にお礼を伝えて、本日のアクティビティは終了です。
りゅうのすけ と はな がみんなを代表して英語で感謝の言葉を述べました。
ホテルに戻って、1日を終えます。
4日目以降の更新もお楽しみに!