こんにちは!ボスニアツアーの4日目続きです。
モスク見学
ホテルで休憩を終えた子どもたちはモスク(イスラム教の寺院)の見学に向かいます。
こちらの写真左に写っている屋根と塔が今回見学するモスクです
モスタル市にあるモスクのほとんどは、1990年代の紛争で破壊されてしまいましたが、こちらのモスクは破壊されることがありませんでした。モスタル市内で唯一、建設された当時の建物が保存されているモスクになっており、観光客も見学できるようになっています。
モスクの内装はこちら。前回の記事で訪問したカトリック教会とは随分様子が異なります。
屋根の内装もカラフルで綺麗です。
子どもたちはモスクの中では女性と子どもは男性と礼拝する場所が分けられていること、女性がモスクに入る際は肌や髪を隠さないといけないことといった礼拝やしきたりに関する説明を受けます。
滞在時間は短かったですが、日本のお寺やカトリック教会との違いをなんとなくでも肌で感じ取ってくれたことと思います。
モスク見学後に、記念としてコインに自分で模様をつける体験をしました。下の写真にある金属の円柱の下に模様のないまっさらなコインを挟み、その円柱を金槌で上から叩きます。金属の円柱には模様が彫られていて、金槌で叩いた衝撃によってコインに模様がうつります。
叩く瞬間です。
出来上がったコインです。ボスニアのマークや日付が書かれています。
金槌で叩く力の強弱によって、綺麗に模様がうつるコインとあまりうつらないコインに分かれます。
自分のコインの出来を確かめている いこう です。
モスクの敷地内から世界遺産「スタリ・モスト」を背景に集合写真を撮りました。
今回のツアーのベストショットのひとつですね!
近郊の山へ
ツアーの現地スタッフが子どもたちをぜひ連れて行きたい場所があるとのことで、車で案内されたのがモスタル市近郊の山の頂上です。
思わず声がでるほど綺麗な眺めで、モスタル市を一望することができます。
山の頂上には、大きなボスニアの国旗があって観光客にも人気の場所になっています。綺麗な写真が撮れました。
残念ながら国旗が風にはためくほどの風量はなかったようです。それでも、風が適度に吹いててとても気持ちがよく、みんなが自然に笑顔になっていました。
きっとりんたろうがまた何かボケたのでしょう。りょうちゃんがすごく笑っています。
ちなみに今回のツアーには、りょうちゃんとりょうくん、ふたりの「りょう」が参加してくれています。
下の写真がりょうくん。りょうくんは一見ちょっとすまして見えてクールな印象ですが、実は猫がとっても大好きだったりと随所にギャップを見せてくれます。
りょうちゃんとりんたろうとりょうくんと。
山の上には表彰台もあって、そこでも子どもたちははしゃぎます。
スタッフもはしゃぎます。
こうがは1位の表彰台に乗って、ぎりぎりジェナンより身長が高くなれました。
さて、ここから子どもたちはサッカーの試合に向かいます。今回の試合では、日本の子どもとmali mostの子どもがチームを組み、モスタル市内の別のサッカーチームと対戦します。
何人かの日本の子どもにとって、ツアーの中で一番楽しかった時間になった試合。同じチームとしてプレーすることで、日本の子どもとmali mostの子どもの絆もぐっと深まります。
どんな試合になったのでしょうか?次回の更新もお楽しみに!